ひつじ図書館

本と映画の感想ブログです。SFおおめ、恋愛すくなめ。

銀河英雄伝説日記⑦怒濤篇 —少し足踏み?

 

最終更新:2021/03/13

英伝のストーリーをざっと振り返りたい人向け。

 

記事を読む前に注意!

あらすじはネタバレ込みでがっつり書いています。

 

前回の記事はこちら

 

bookreviewofsheep.hatenablog.com

 

 

銀河英雄伝説⑦怒濤篇 あらすじ

ヤンの自立

同盟駐在高等弁務官レンネンカンプの自死と退役元帥ヤン・ウェンリーの出奔を同盟政府が隠ぺいする一方、皇帝ラインハルトは情報を先んじて公開し第二次「神々の黄昏ラグナロック」作戦を決行して同盟を完全に滅ぼそうとする。

 

一方「ヤン不正規隊イレギュラーズ」はエル・ファシルの独立政府に身を寄せ、帝国軍に奪回されたイゼルローン要塞を拠点に選ぶ。要塞を放棄するときに残してきたプログラムを起動させ、要塞砲「雷神トゥールのハンマー」を無力化して再度の奪回に成功した。イゼルローン回廊からエル・ファシルに至る「解放回廊」の確保に湧く独立政府だったが、そこにビュコック元帥戦死の報がもたらされる。

 

老将の最後の戦い

ビュコック元帥と参謀のチュン・ウー・チェンは同盟の矜持を守るために、敗北を覚悟してラインハルトの直属軍との戦いに挑んでいた。ビュコックは小惑星帯や恒星風で大艦隊の運用が難しいマル・アデッタ星域を決戦の舞台に選び善戦するが、多勢に無勢で敗北し艦隊と運命を共にする。しかし彼らは、エル・ファシル政府の前途のためにヤン艦隊のメンバーだったフィッシャー、ムライ、パトリチェフをヤンの元へと送り出していた。

ラインハルトは自由惑星同盟の滅亡を宣言し、エル・ファシル独立政府との来るべき決戦に備えるのだった。

 

 

感想—第8巻への助走

本編要約が短いことからもわかるように、今回はそれほど事態が進展しない。その代り新体制の中での各々の登場人物たちにスポットが当てられていた。ラインハルトの周りではロイエンタールとミッターマイヤー vs オーベルシュタインの対立がロイエンタールへの告発で激化し、ヤンの周りではシェーンコップが離れて暮らしてきた娘カリンと対面する。

 

…それにしても、始末の悪いことには8巻の重大なネタバレを見てしまったことだ。kindleのおすすめに表示された9巻を誤ってタップしてしまったら、そこには「ヤン亡き後のイゼルローン...」の字が。あーあ。

 

 

次回の記事はこちら

 

bookreviewofsheep.hatenablog.com