ひつじ図書館

本と映画の感想ブログです。SFおおめ、恋愛すくなめ。

天冥の標 消信戦争以前の年表

f:id:sheep2015:20210712113715p:plain



カバーイラスト:©️2009-2012 富安健一郎

 

 

 小川一水の長編SF「天冥の標」の消信戦争(シグナレス・ウォー)以前、つまり2巻~6巻中盤で描かれる未来史を年表にしました。

 

 

 「表立って語られなかった作品世界のバックボーンの整理」を目的に作ったので、ストーリーを振り返るには不向きかもしれません。歴史の教科書に載ってる年表のようなものを目指したので、6巻の巻末の年表との差別化は出来ている…と思います。

 

 基本的には巻末年表をかなりダイエットさせて、いくつか事項を追加した形になります。個人的に重要だと思う出来事は赤字にしてあります。

 

 

世紀 年代 出来事 出典
21世紀 2015 地球で冥王斑パンデミック発生  第二巻の舞台
2020~ 人口増加、食糧不足、環境破壊が深刻化  
2049 CPC(包括的人口制御)が機能し始める  
2051 基本的環境破壊抑制合意、批准
SCS(カロリー自決装置)市販開始
 
  国家ブロック単位での宇宙開発が進む
環境破壊技術、各種自己展開技術の規制強化
 
2080 商業運転核融合炉一号炉が月面で営業開始  
22世紀 2100 火星定住開始
救世群、月面のキュンティア基地へ
 
2100 ノイジーラント開闢  
2130 技術的規制強化に伴い、企業・研究者が星外進出
MHC(火星可住化委員会)設立
 
  黒色中原人民帝国、イスラム巡礼艦隊、パナストロ等多様な共同体出現  
2145 軌道エレベーター完成  
2150 食料自給ブーム
MHCが白の革命計画を始める
 
2189 火星でレッドリート優占発生
白の革命計画の失敗
 
  環境管理体制が強化され、火星への人口移入が鈍化 独自考察
23世紀 2200 CPC体制解除
ノイジーラント、酸素いらず化を開始
 
2222 クアッド・ツー(2222年第三次拡張ジュネーヴ条約)成立
ロイズ非分極保険社団設立
 
2230 セナ―セー級強襲砲艦設計  
2249 地球保護戦争開戦  
2253 地球保護戦争終結、国連解体  
2260~ 戦争後の混乱にまぎれ、多くの小惑星国家が独立 6巻②p84-85
  ロボット企業MHD(マツダ・ヒューマノイド・デバイシス)設立 5巻p407
24世紀 2310 ドロテア事件 第三巻の舞台
2311 ノイジーラントが救世群を後見  
  ジニ号計画スタート  
2313 倫理兵器、ハニカム襲撃 第四巻の舞台
2335頃 海賊戦争終結 5巻p136
  MHD、艦隊化ヒューマノイドを発売 
ミールストームの台頭
5巻p137-138
2349 ヴォルガ号事件
パラスでアケボシの栽培に成功
第五巻の舞台
25世紀   小惑星帯の独立国家の大半が艦隊化ヒューマノイドを採用
ロボット市場の7割以上のシェアをMHDが独占
6巻①p132-133
26世紀 2502 クアッド・ツーのアップデート会議「Q2UA」開催。救世群が参加
消信戦争開戦
第六巻の舞台

 

※「出典」に特に何も書かれてない事項の出典は6巻巻末の年表です。

 

「天冥の標」の記事のまとめはこちら

 

bookreviewofsheep.hatenablog.com