SF小説
こんにちは、オンライン授業中に単位を荒稼ぎしたsheep2015です。今回は20世紀のアメリカ出身の小説家カート・ヴォネガット・ジュニアの作品に関する思い出話をしていきたいと思います。
こんにちは、久しぶりに図書館で本を借りたsheep2015です。今回は、「星が消える」というインパクト大な設定と、取っつきやすさが魅力の長編SF「宇宙消失」(グレッグ・イーガン、1992)を紹介します。
こんにちは、対面授業が復活したはいいけど、長すぎる通学時間を持て余しているsheep2015です。 というわけで、「聞き覚えがあるSF」を読む月間を開催しています。ルールは簡単。①一週間に一度、古本屋に行ってタイトルに見覚えのあるSFを買い漁る ②通学中に…
デニス・E・テイラーのSFシリーズ「われらはレギオン」の4作目、「われらはレギオン4 驚異のシリンダー世界」の紹介&感想です。「リングワールド」みたいで、とても面白かったです。
戦争中、あなたたちは赤んぼうだったじゃないの‒二階にいるあの子らとおんなじような! 問1.Maryはどのような意味をこめて下線部のように言ったのか、50字以内で答えなさい。 高二の時、英語の授業でこんな問題が出てきた。もちろんこれは、「あなたたちは…
小説版のストーリーを淡々と要約
小説版のストーリーを淡々と要約
「名はレギオン。大勢だから」 マルコによる福音書、第五章。イエスの前に現れた悪霊に取りつかれた男は、名を尋ねられてこう答える。 我らが主人公、ボブも大勢いる。もとは1人だった。1人のSFオタクだった。そして増えた。複製人(レプリカント)となって…
「並行世界」:へいこうせかい 私たちが今いる世界から分岐して存在する一種の異世界のこと。
「The Quantum War」はデレク・クンスケンの「Quantum Evolution」シリーズの三作目。シリーズ一作目「The Quantum Magician」は「量子魔術師」として日本語にも翻訳されています。
パイロキネシス、テレキネシス。スモールライトに、石ころぼうし。様々な特殊能力を持つ若者たちの物語を集めた、中田永一の短編集「私は存在が空気」の感想です(ネタバレあり)
こんにちは、sheep2015です。今回は、スティーブン・キング*1が贈る闇の「歩く大会」、「死のロングウォーク」(1979)を紹介します。 *1:本作は「リチャード・バックマン」名義で発表している
本をリレー形式に繋げて紹介する企画「読書リレー」。第19回の今回は、アンドロイドが語る千一夜物語「アイの物語」(山本弘)です。
「量子魔術師」(原題:The Quantum Magician)はデレク・クンスケンの2018年の作品。ワームホールを巡って「オーシャンズ」さながらのチームが活躍する、SFの「ミッションインポッシブル」です。
sheep2015です。「量子魔術師」(デレク・クンスケン)を読み終わったけど、もうちょっと掘り下げたいという人向けに「世界観」「種族」「国家」「地理」の4つについて解説していきます。ネタバレ全開です。
差別やトラウマと闘いながら、主人公が女性宇宙飛行士を目指す「宇宙【そら】へ」(メアリ・ロビネット・コワル)。読んだ感想をまとめました。 宇宙【そら】へ あらすじ 「ガラスの天井」 差別する側、される側 「吐き気」への恐怖 その他雑多な感想 続編で…
今更な気もしますが、「三体Ⅲ 死神永生」を読んで思ったことを備忘録代わりにまとめておきます。ネタバレメガ盛りです。ご注意ください。 「藍色空間」 の活躍 「エディプスの恋人」 「愛」は敗北したのか? 「2001年宇宙の旅」 「藍色空間」 の活躍 「死神…
「時をかける少女」あらすじ 放課後の理科実験室に現れた謎の人影。芳山和子はその正体を突き止めようとしたが、割れた実験器具から漂うラベンダーの香りを嗅いで気を失ってしまう。目を覚ますとそこは保健室。貧血と診断されて和子は家に帰った。 次の日か…
煮込んでしまえば形もなくなる もうすぐ出来上がり。
「ぼくらの言語は、あなたの言語で”真実”にあたる単語がふたつある。」
「過去に誰かを好きだったことを忘れてしまった人と、つらい思い出を抱えたままの人の二択だとしたら、どっちの人を選びますか?」
私は上司の教えに従って言った。「良い仕事をしたじゃない。」
「MEMORIES」(1995)は、「AKIRA」の大友克洋が贈るオムニバス形式のアニメ映画。宇宙の漂流船を舞台にした「彼女の想いで」、ブラックなドタバタ劇「最臭兵器」、「ラピュタ」のようなスチームパンクの世界を描いた「大砲の街」の3話からなる。 彼女の想い…
講義の書き起こしの読みにくさは異常。
Book review by Japanese college student .
「われわれは、造作なく本を読めるようになると同時に、知的サイボーグになる。その結果は深遠だ。」
1999年生まれの大学生が、自分のSF観を語るだけです。
1999年生まれの筆者が自分のSF観を語るだけです。
「三体」シリーズの前日譚「球状閃電」(劉慈欣)のあらすじ(ネタバレなし)と感想です。謎の現象「球電」の正体とは、そして球電がもたらす「幽霊」とは? 邦訳が出ていないので、骨折って読んだ英訳版をもとに紹介します。
最終更新:2021/04/22 劉慈欣の「三体」シリーズの二作目「黒暗森林」の考察記事です。ネタバレを含みます(更新の際に字数が激増したので記事を二つに分けました)。 「三体Ⅱ 黒暗森林」あらすじ 「三体Ⅱ 黒暗森林」考察 不幸な主人公たち 愛は地球を救う?…